第39回アミューズメントマシンショーにて
「ルパン三世 THE SHOOTING」

2001年9月22日、ルパン三世の新作アーケードゲーム「ルパン三世 THE SHOOTING」を、
この手で触って、見て、調べて紹介する為に、東京ビッグサイトまで行ってまいりました。

公開されたゲームの内容はもちろん、
関係者用のパンフレットも入手しましたので、それらを探索隊で公開していきます!

いや〜、もともとゲームは大好きですからね。
最新の技術でルパンがアーケードゲーム化とは、もうたまらんです!!



これが、専用筐体!!上部の看板?は新ル初期(予告編の絵)なのに、
側面は後半のルパン三世’80ですね〜。顔が違うだろ〜!!
ちなみに反対側は次元で、同じく「ルパン三世’80」の街灯に寄りかかる次元の絵になってます。



AMショーの会場に入ると、いきなりこの風景!!超デカい看板でビックリ!来てよかった〜とか思いました。
ルパンは4台置いてあったんだけど、どの台もすごい行列!!
プレイするのに、20分以上かかりました。



こちらは、ステージでのイベントの模様。
ルパンダンサーと名のる女のコ4人がルパンのカッコして踊ってます。
バックミュージックは「ルパン三世’79」。
曲が後半に入ると、不二子ちゃん登場!なかなか美人さんなコンパニオンが、不二子と名のり踊ったりゲームしたり。
藤○紀○とかよりはずっと不二子っぽかったので、許すことにする(笑)


それでは、ゲームのスペックや面構成を紹介していきます…

「ルパン三世 THE SHOOTING」 12月稼動予定
発売/セガ 開発/ワウ エンターテイメント
2人同時プレイ可能。 ガンコントローラー使用の専用筐体。
NAOMI基盤を使用。

1PLAYERはルパン三世、2PLAYERは次元大介となり、ゲームを進める。
原作の設定通り、ルパンはワルサー、次元はマグナムを操る為、
1Pと2Pでは弾数や威力が異なっている。

筐体のデザイン.ゲーム内容は、基本的にはTV「新ルパン三世」から、
そのまま使用されている。(一部・ルパンVS複製人間を使用)
OPデモは、走るルパン(パイロットフィルム)。
デモ間のキャラクター紹介には、旧〜バビロンまでの様々なシーンがカットインされる。
ステージ間のデモやゲーム中にTVそのままのシーンが多く使用され、
BGMもTV新ルパンのものを使用しているという凝りよう。

面紹介
全15面。連射や命中精度を競うものなど、各ステージでのクリア条件が異なる。
最終的には、マモーに囚われた峰不二子を救出するのが目的となる。

1面(BGM/ルパン三世’79)
「ベネチア超特急」より。列車内での銃撃戦。ボスのマルチアーノを倒せばクリア。

2面(BGM/螺旋飛行)
「必殺 鉄トカゲ見参」より。鉄トカゲ3体を破壊すればクリア。

3面(BGM/四次元世界の中で)
「クリスマスは女神の手に」より。接着光線ビームガンを使い、お宝をすべて盗めばクリア。
間違えて赤外線を撃ってしまうと銭形が現れ、即ステージ終了となってしまう。

4面(BGM/サンバ・テンペラード)
オリジナル面。デモには「ルパン逮捕ハイウェイ作戦」を使用。
カーチェイス面となっていて、パトカーや障害物をひたすら撃ちまくる面。
銭形を倒せば面クリアとなる。

5面(BGM/黒い陰謀)
オリジナル面。
こちらは市街地でのカーチェイスだが、画面左右にハンドルが表示されており、
ハンドルマークを撃って、対向車や障害物を左右に避けていく面。

6面
「空飛ぶ斬鉄剣」より。リモコン斬鉄剣を撃墜すればクリア

9面
オリジナル面。洞窟内で、迫りくる岩を、ひたすら連射して破壊していく。
ステージ後半には戦車も出現。ひたすら連射あるのみの面だ。


…とまぁ、今回プレイしてわかったのはこれくらいでしょうか?
もうほとんど完成しているようでしたが、私の腕の未熟さ故、6面までしか見れませんでした。
おまけに6面は効果音が大きすぎて、BGMが聴き取れなくて…
9面についてはセガブースの特設ステージによるイベントで、不二子役のお姉さんがプレイしていたので、
少しだけ見る事が出来たといった感じ。

全体を通しての出来は、かなりのものでしたね。
欲を言えば、
ゲーム中にカットインされるアニメのシーンが、新ルの初期だったり中期〜後期、テレコム作品とかマモーやら、
とにかくごっちゃまぜになって使用されているところですね。次元なんて全然顔が違うのに。
まぁ、ゲーム自体がヨイのだから、充分に許せる範疇なんですけどね。


関連記事紹介サイト
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20010914/lupin3rd.htm
こちらで、画面写真が沢山見れますよ!!

お次はマニア向けに、
今回のイベントで入手した、業者向けパンフに記されていた全文を公開していきます。

「第39回アミューズメントマシンショー/セガ主要出展製品のご案内」より

●ルパン三世 THE SHOOTING
ガンシューティングゲームの新基軸

ー特徴ー
○すべての世代に大人気のアニメ作品「ルパン三世」。その主人公「ルパン三世」と、相棒の「次元大介」となり、
ルパンの世界を駆け巡ります。
○アニメ版をフューチャーしているので、当時の声優のボイスやテレビ映像、映画映像をふんだんに使用しており、
いままでのゲームにない、新鮮な画面構成です。
○各ステージでゲームのクリア条件は異なり、連射や命中精度を競うものなどさまざまですので、
ガンシューティングゲームとして、幅広いユーザー層にお楽しみいただけます。

ー遊び方ー
○ガンコントローラーを使用。画面外を撃つことで、リロード(弾の補充)を行ないます。
○ゾンビとの死闘、マフィアとの銃撃戦、粘着光線によるダイヤの強奪などをクリアし、
「マモー」にさらわれた「不二子」を無事救出することがゲームの目的です。
○各ステージでクリア条件が異なりますので、各ステージのオープニングデモで、
クリア条件をチェックしておきましょう。

外形寸法W1140*D1734*H2248
重量274Kg
消費電力390W
開発ワウ エンターテイメント
12月販売予定


続いて、9/18付の「SEGA News Release」より

セガ、業務用ゲーム機器において
「ルパン三世」映像使用許諾を受ける

懐かしの名作アニメを取り入れた業務用ゲーム機器を開発

(株)セガ(本社:東京、代表取締役社長:佐藤秀樹)は、
(株)トムスエンタテインメント(本社:愛知県、代表取締役社長:駒井徳造)の保有する
アニメ番組「ルパン三世」のアニメーション映像使用と日本テレビ音楽(株)(本社:東京、
代表取締役社長:横江川欣也)が管理する「ルパン三世」のキャラクター商品化権使用の許諾を受け、
新しい業務用ゲーム機器「ルパン三世 THE SHOOTING」(開発元:株式会社ワウ エンターテインメント、
代表取締役社長:中川力也)を開発しました。

1970年代から80年代の懐かしのアニメ番組が現在新たなブームとLて巻き起こっています。
中でも「ルパン三世」は放映開始後30年経とうとする現在でも、幅広い年齢層の熱いファン達によって支持を受けており、セガは本製品によりアニメファンなどの客層をアミューズメント施設に集客できるものとして期待しています。
セガが取得した権利の具体的内容は、テレビアニメーション及び劇場版映画の中から抜粋した映像、音声、音楽などの本製品への使用です。これにより、セガの業務用ゲーム機器に懐かしのアニメーション映像がそのままゲームに投入されることになり、昔見たことのあるシーンやオリジナル版の声優の声などが再現可能となりました。



…以上が、今の時点で探索隊が入手した情報のすべてです。
ゲーセンに入荷した際には、探索隊で攻略やステージ紹介などを行なっていけたらと思っています。
ホント、12月にゲーセンに入る日が楽しみですね!!

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