第四弾
新ルパン紙芝居 そのすべてを全公開

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峰不二子「あんまり ムチャするんじゃないの」
不二子が ルパンをほうたいで ぐるぐるまきながら かいほうしている」
ルパン三世「銭形のとっつあんに 手口を みやぶられちゃったねー」
次元大介「仏像は あきらめたほうが いいぜ てんじかいも あしたでおわりだ」
ルパン三世「なあに あす一日あれば なんとかなるさ おれは あの 金満氏が ゆるせない」


金満氏は ネパールにふるくからつたわるという 黄金の仏像の うわさをきくと
自分のものにしたくなり きょがくの金をつかって たんけんのたびにでかけた。
ネパールじゅうを さがしもとめたが 黄金の仏像は なかなかみつからない。
あきらめかけていたとき みかいの山おくで 黄金にかがやく仏像を はっけんしたのだった。
金満氏「おお このかがやき! この仏像さえあれば 世界は わしのものよ」


しかし この仏像は ふるくから 土地の人々の まもり神であった。
だれも 金満氏に 仏像をうりわたそうとするものなどいない。
金満氏「金は いくらでもだす わしに うってくれ」
人々は うずたかくつまれたさつたばをみても かんがえをかえなかった。
金満氏「ふん それなら しかたない」
金満氏らは 土地の人々を すべてころし 仏像を むりやり うばいとってしまったのだった。


ルパンのアジトでは ふたたび さくせん会議がおこなわれている。
石川五ェ門「てんじかいがおわれば あの仏像は 大日本銀行の地下大きんこに いれられてしまう」
次元大介「いくらなんでも あのきんこは やぶれそうもないぜ」
峰不二子「あすじゅうに ぬすみだす方法を かんがえなくてはね」
ルパンは こうそうビルの みとり図をみながら なにごとか かんがえを めぐらしていた。


いっぽう 金満氏のじむしょでは 銭形けいぶが いかりくるっていた。
銭形けいぶ「なに また よこく状が きているだと うぬー ルパンのやつめ」
金満氏「また 12時とよこくしている わしの仏像は だいじょうぶだろうね」
銭形けいぶ「こんどこそ たいほしてやるぞ!」


ルパンと 次元 五ェ門 不二子は それぞれ つぎのさくせんの じゅんびをかいしした。
峰不二子「どうお ウエイトレスの へんそう にあうでしょう」
ルパン三世「おお きれいだ コーヒー ひとつ たのむよ」
峰不二子「のんぶりしているばあいじゃないでしょ ルパン はやく かいものに いってらっしゃい」
ルパンは なにか かいそろえるために 家具屋へ でかけていった。
次元大介「さて おれたちは かべがみでも はるとするか」

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