ポピー「ルパン三世 暗闇の城」
昭和58年にポピーから発売。価格は5000円程度。

「ルパン三世 暗闇の城」は、昭和58年、アニメ「新ルパン三世」の再放送が好視聴率を収め、
8世やPART3の企画が見え隠れしていた頃に発売された商品である。
ゲーム自体の内容は、同社より発売のゲームウォッチ「コブラ ザ・サイコガン」のデータをそのまま使い、
キャラクターだけをルパン三世に変えたものである。
よって、ゲーム中のBGMなどにルパンを感じるものはない。

パッケージ表


パッケージ裏


商品本体


マニュアル


これを見てわかる通り、パッケージの写真と実際の商品では、ルパンと不二子の顔が違う。
商品は、より旧ルパンを意識した、グレードの高いイラストになっている。
デザインも、ワルサーが描かれていたり、アタックボタンが$マークになっていたりと、凝ったものになっている。
商品本体の雰囲気が旧ルパンなのに対し、ゲーム画面の背景は新ルパンで、
実際に液晶で表示されるキャラクター(ルパン、警官)は、旧と新の絵柄が混ざったものになっている。

ゲーム画面背景

ルパン以外のファミリーが、背景にモロに新ルな絵柄で描かれている。レベルは高い。

表示される液晶画面(マニュアルより)

左上のミスマークは手錠になっている。中央の王冠は、9990点を超えると得点が0に戻り、かわりに表示される。

おまけ

マニュアルには、いくつか旧ルの設定資料の絵が使用されている。
上のイラストは、アラーム機能の説明カット。
1話で拘束されている不二子の絵が、こんな使われ方をしている(笑)

ゲームの内容・目的
ゲーム開始時、ルパンは中央に表示される。ルパンは上下左右に移動可能。
左右からランダムで警官の足跡が出現し、中央まで行くと、部屋に灯かりがつく。
灯かりが大きくなると左右の部屋にも灯かりがつき、警官出現。
ルパンは警官を避けながら部屋の灯かりをワルサーですべて撃ち、消していくのだ。
3フロアから成り立っており、1フロアの灯かりを(3つ)をすべて消せば、そのフロアから出現した警官は消滅する。
中央の灯かりが大きく輝いた時点で撃てば、20点。それ以外の灯かりはひとつ10点。
たまに流れてくるお宝(ドル袋、ダイヤ、鍵)を撃てば、100点になる。
一旦端までいった警官の足跡は一つづつ消えてゆき、すべて消えると、
今まで左右にしか移動しなかった警官が上下にも移動可能になり、ルパンを追いかけてくるので注意が必要だ。
2000点でミスマークが2つ消え、4000点で1つ消えるシステム。

攻略のポイント
警官は、中央の灯かりが大きく輝き、フロア全体に灯かりがついたときに出現する。
よって、ルパンを無駄に左右に移動させず、足跡が出現した順に上下に移動させ灯かりを撃っていけば、
警官を全く出現させずにかるく1000点は超えられる。
いかに警官を出現させないように進めていくかということだ。

最高得点への道
9990点を超えると、王冠マークが表示され、得点表示は0に戻る。
その状態で再び9990点を超えても、何も変化は起きない。
つまり、王冠+9990点がこのゲームの最高得点。
ここでの難点は、王冠+9990を超えて0に戻り、3000点でゲームオーバーになったとする。
この場合、記録されて残るのは 王冠+3000点になってしまうのだ。
よって、王冠+9800点くらいになったら、うまく撃ち落とすアイテムを調整して、
9990点になった時点でわざとゲームオーバーする必要があるのだ。

Typer的レビュー
商品のデザインが秀逸。これだけでもファンは「買い」か。
旧ルと新ルのイラストが混じってはいるものの、絵柄自体のレベルは高く、素晴らしい。
ゲーム自体は、単純作業になりがちな展開だが、警官が複数出現した時のスリル感はなかなか。
良く出来たものではないかと思う。
キャラクター商品としては、充分成功していると言えるのではないだろうか。

前へ戻る

トップ アイコン
トップへ戻る

inserted by FC2 system