伝説の秘宝を追え!攻略日記

1日目

久し振りにソフトを箱から取り出し、スーファミにセット…
ない!
スーファミが埋もれてしまっているではないか!!

かくして、スーファミ発掘という壁に早くもブチ当たるのであった。

私のテレビの前には、ルパングッズにまみれた数々のゲーム機がゴミのように散乱している。
ネオジオ、PCエンジン、メガドライブ、3DO、プレステ、サターン、ドリキャス、旧ファミコンにNEWファミコン。
それにプラスしてアーケード基盤用のコンパネとMSX2、スーパーカセットビジョン、
そして分解されたディスクシステム。それらはもう、配線とかメチャメチャになっている。

足もとにからみつくコード類をけって、スーファミを探し出す…
…見つけた!


本体が見つかったのはいいが、コントローラーだ。
1Pと2Pがからみあい、ホコリまみれとなり、見るも無残な状態になっていたのだ。
コードを直し、ホコリを拭い、いよいよカセットを挿入ッ!!!


エポック社のロゴの後、オープニングだ。
この曲は、ルパン三世のテーマ('78)を元にしているのだろう。
歌入りテーマと同じサーチライトのイントロから始まり、なかなかいい感じだ。ルパンが照らし出され…
おっとと!
飛び出してくるルパンの絵は、’79の絵であった。
そうそう。このゲームのOPは、TV新ルパンOPの、「歌入り」「’79」「’80」の絵をごちゃまぜにした構成だったな…

赤色をバックに、当時のスーファミのウリであった、「拡大・縮小機能」を使って「ルパン三世」のロゴが現れる。
なかなか、ロゴはそっくりに出来ている。

「’79」のラスト前くらいの運転ルパン横顔に続いて、次元は「’80」の街灯に寄りかかった絵の後、影を残して横に動くシーン。
おお!!次元だけすごい忠実!!!

次は不二子だ。「’79」のライトの中踊っている小さな不二子が表示され、
おっ?何人も不二子が表示されていくのかな??…と思いきや、
横からデカい不二子の絵がスクロールしてきた。
この不二子、ポーズからして「歌入り」のファスナーを開いた中にいるマシンガン乱射の全裸不二子なのだが、
さすがスーパーファミコン。見事に服を着ている。しかも、オレンジ色の謎の衣装だ。

続いて五ェ門。「’79」の、瞑想が終わって忍者を斬りに行くシーンだ。斬鉄剣に光りが集まり……
忍者が倒れてくるのかと思ったら、いきなり画面は「’80」の”右端に般若の面 後ろ姿の五ェ門”の絵になっている。
やられた。
次は、「歌入り」のルパンと銭形の追いかけっこの画面に。
いろんな画面が忠実に再現されるのかと思いきや、「歌入り」OPの色使いの特徴を活かしてなのか!?
色を変えて、画面を左右対称に置き換えただけのシーンが、6回も使いまわされている。
途中に、「’80」のラスト近くの”警官を引き連れて、煙草を手に様子を見る銭形”のカットが入るが、これはなかなかいい出来だ。

そして、まだ曲が終わってないのに、オープニングは早くも終わり、タイトル画面となる。

このゲームのオープニングは、各シーンごとは非常にそっくりに出来ていて、
もしこのソフトがビデオの無い時代に発売されていたとしたら、モノすごい感動だろう。

さらに放置すると、本編のプロローグ(ビジュアルシーンでストーリー展開)が始まる。
新ル後期な絵柄で、これはなかなか似ていてイイ感じ。
いよいよゲストキャラ登場か!?
…と思ったら、画面はオープニングにも戻ってしまった。
そんなに勿体ぶるものでもないのに、続きはゲームでね♪ってか?

さてさて、そろそろ始めようとするかな。





…悩む。
「やさしい」で始めるか、「ふつう」で始めるか…
全然ルパンらしくないヘンな太鼓の音楽のオプション画面で、考えること数分間。

………。

ああっ、俺は軟弱者だ!!セイラさんにぶたれるカイよりも軟弱者だ。
しかし、「とりあえず久し振りのプレイだし、マップとかをよく把握してから本格的に臨まないと…」
という言い訳を自分自身にしつつ、「やさしい」モードを選択。

いよいよゲームスタート!!!!

…って、おいおい。オープニングの紹介だけで、ものすごいテキスト量になってるじゃないか。
という訳で、1日目はオープニングとオプション画面で終わってしまいました…(^^;

ええい!明日は休みだ!一日中やってやる!(ムリムリ)


つづく
2日目を読む

ゲーム博物館に戻る

トップに戻る

inserted by FC2 system