新・ルパン三世
「ガール・ナッパー」

週刊漫画アクション昭和55年12月25日号収録

解説
エピソードの順番的には、同じ単行本未収録「一宿一殺(正式題名なし)」の後にこの話がくる。
つまりは、アクション本誌に連載されたエピソードでいまだ単行本化されていないのは、
サンフランシスコ篇とヤップランド篇の間にくる、
「一宿一殺(正式題名なし)」 「ガール・ナッパー」 「オレはシャドー」の3本という事になる。
ストーリー的にはコレ!といった特筆すべき点はないものの、
「娘」を狙う(盗む)ルパンと銭形のかけひきが面白い1作だ。
絵柄的にも安定していて、好感が持てる。

ストーリー
吹雪の中、屋敷から一人の娘が飛び出す。「もうたくさんヨ こんな所にとじこもっているのはッ!!」
と、娘の足元に鍵爪が伸びる…!!のを、とっさに背広の男が娘を救い、屋敷へ連れ帰る。
娘を狙ったのはルパン三世だ。ひとまず退散するルパンに娘を護衛する用心棒達の攻撃は容赦ない。
何故この娘をルパンが狙うのかはわからないが、この娘には背広の男を含め3人が護衛についている。
そして、”もっとも頼りになる応援”銭形までもがやってきた。
同時にルパンも用心棒のうちの一人を倒し、その男に変装して屋敷に侵入。
見事、娘を寝袋の中に捕獲するが、執拗に寝袋の中身を調べようとする銭形がいる。
ルパンはどうやって娘を屋敷の外へ連れ出すのか…!?

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